2026年6月4日、Googleがしれっと大きな発表をしました。
「Search profiles(サーチプロフィール)」という新機能のリリースです。
ひとことで言うと、Googleが書き手・発信者のための専用プロフィールページを、検索結果上に作れるようにしたということ。
これは何を意味するのでしょうか?
めちゃくちゃ簡単にいうと「あなたの名前やコンテンツが検索されると、自分の発信内容が一覧で表示される場所ができた」ということ。
著者エンティティの強化、設計に力を入れて著者SEOを意識してきた身としては、大きな大きな追い風が猛烈に吹いてきた!という感じ。
本記事では、Googleが発表したSearch profilesとは何か、その他面どんな準備が必要かについて、こみつ式の考え方を紹介していきます。

やっと時代が来たー!!!
著者エンティティとは何か──「誰が書いたか」をGoogleに伝える仕組み
「著者エンティティ」について、まずは整理していきましょう。
エンティティとは、「意味のかたまり」のことです。
たとえば「かき」という言葉だけ見ると、果物の「柿」なのか、海の「牡蠣」なのか、文章を「書き」たいのか、人間はすぐに文脈で判断できます。でも、Googleのような検索エンジンは、その文脈を丁寧に読み取ることで意味を理解しています。
著者エンティティとは、この考え方を「人」に当てはめたものです。
Googleが「渡邉こみつ」という書き手について、名前・専門分野・発信してきた媒体・書いてきた記事の傾向。
こうした情報をひとまとまりとして認識できるようになると、「著者としての信頼性」が検索結果に反映されやすくなると言われています。
著者SEOとは、この著者エンティティを強化するための取り組みの総称です。
サイトの評価を高めるコンテンツSEOでも、クロールを最適化するテクニカルSEOでもない。「この書き手は何者か」をGoogleに認識させる動きのことです。
Googleが発表したSearch profilesとは何か

2026年6月4日、Googleは「Search profiles」という新機能を正式に発表しました。パブリッシャー(メディア・ブロガー)やクリエイター(ライター・動画制作者など)が、検索結果上に自分専用のプロフィールスペースを持てる仕組みです。

具体的な流れはこんな感じ。
- 誰かがGoogleで「渡邉こみつ」と名前を検索
- ことらぼの記事・noteの投稿・SNSのリンクが、プロフィールとしてまとまって表示される
- ユーザーが好きな情報を取りに行ける
このような状態を、Googleが公式に作れるようにした、ということです。
今まで著者エンティティの文脈で「Googleに自分を認識させましょう」と私が言ってきたことが、機能として具体化されてきた。そんな印象があります。
申請した人が使える、おもしろい機能
執筆時点では日本での対応はありませんが、申請用のサイトを見てみると申請者向けの機能がしっかりと記載されていました!
- 「ピン留め(Featured posts)」が8件までできる
- 自分のプロフィール画面に、お気に入りの記事や動画を最大8件までピン留め(固定)できます。SNSのピン留めと同じ感覚で、Googleの検索結果の特等席を自分で編集できる。
- リンクも8件まで一元管理できる
- まさにLinktree(リンクツリー)のGoogle公式版。note、WordPress、YouTube、SNSなどを綺麗に並べられます。
- Google Discoverでの露出強化(重要)
- このプロファイルには「フォロー」ボタンが設置されます。ユーザーにフォローされると、Googleアプリの「Discover」フィードにそのクリエイターのコンテンツが優先的に表示されやすくなる仕組みです。
- Discover専用のアナリティクスが見られるようになる
- プロフィールが承認されると、「Search and Discover」でのパフォーマンス分析(インサイト)が確認できるようになります。

ナレッジパネルとの関係は?
ナレッジパネルとは、Googleが著名な人物・サイト・ブランドについて自動で表示する情報ボックスのことです。
検索結果の右側や上部に表示され、「この人はこういう人です」とGoogleがまとめてくれるものだと思っていただければわかりやすいと思います。
今後はプロフィールを申請することで、ナレッジパネルが強化されたり、新たに作成されるケースもあるとのこと。個人の書き手にとって、ここは注目しておきたいですね!
申請できるのはどんな人?
現時点では米国向けの先行リリースです。今後、対象を広げていく予定とされています。

ぶっちゃけ、今はハードルが高い。高すぎる。
でも、スタートだからこれくらい厳しくないとね。
具体的な基準はGoogle公式に記載があります。今後変更になる可能性があるため、最新情報はご自身でご確認ください(→ Google/プロフィール申請ページ)。
日本語圏での展開時期は現時点では未発表です(2026年6月8日時点)。でも、今のうちに準備を進めておくことに損はないですよね!
今の段階で個人の書き手ができること

正直に言うと、日本でSearch profilesが使えるようになるまで、もう少し時間がかかると思います。でも、「使えるようになってから考えよう」ではきっと遅い。
今からできることを、私の考えとして紹介するので、参考にしてもらえるとうれしいです。
①名前の表記を統一する
ウェブサイト・note・SNS・記事の著者欄。すべての場所で、名前の表記を一致させておきましょう。「渡邉」と「渡辺」が混在しているだけで、Googleが同一人物として認識しにくくなることがあります。
できれば、今のうちから各プラットフォームのハンドル名(@username)を統一しておく、あるいは構造化データなどで「人とコンテンツの紐付け」を意識しておくことが、今できる地道な準備になりそうです。
②著者プロフィールページを充実させる
自分のサイトに、著者プロフィールページを設けておくことがとても大切な対策になるでしょう。
名前・専門領域・これまで書いてきたこと・SNSへのリンク。そういった情報をまとめておくと、Googleがプロフィールを読みやすくなります。
これは、Search profilesの申請が可能になったときの準備にもなるはずです。
③SNSのプロフィールに、サイトへのリンクを入れる
X(旧Twitter)やInstagram、TikTok、YouTubeなど、普段使っているSNSやプラットフォームのプロフィール欄に、サイトのURLを記載しておくことをおすすめします。
サイトとSNSを紐づけておくことで、Googleが「この人はこのサイトの書き手だ」と認識しやすくなります。
まとめ:著者SEO時代の幕開け
Googleが著者プロフィール機能を正式に発表したことで、「書いた人を見せる」という方向性が、検索エンジンの公式な仕組みとして動き始めました。
私自身、2026年5月にnoteで著者SEOについての記事を公開したとき、フォロワー268人の状態で、公開から21分で検索3位に表示されるという経験をしました。
この結果も、名前・専門分野・発信の一貫性を積み重ねてきたことと無関係ではないと感じています(あくまで私の解釈ですが)。
フォロワーが少なくても、大きなメディアに属していなくても、一貫して発信を続けてきた個人の書き手にとって、このような動きは追い風になりうると思っています。
今すぐ何かが劇的に変わるわけではありません。でも、少しずつ積み上げてきたものが、ちゃんと評価される方向に世界が動いている。そう感じられる発表でした。
Search profilesの詳細・申請方法については、今後のアップデートを見ながら、このブログでも随時お伝えしていきます。
この記事が参考になったら、コメントやシェアをしてくれるとうれしいです!






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