相手の尺度に合わせなくていい——SNSでの失敗から気づいたこと

相手の尺度 コラム

先日、SNSにこんな投稿をしました。

「誰かー。適当なクエリ(キーワードの組み合わせ)だしてー。そこから、私ならこんな風に考えるよって実演やりたいーー」

SEOの検索意図を分析する思考プロセスを見せたかったのです。どうしても言語化できず、心の叫びのような投稿でした。

そこに返ってきたのは「無償、無条件、マグネシウム」という3語。

今回は、私のSNSでの失敗から得た気づきを共有したいと思います。

まず、私のミスを認めます

実際の投稿文の再現。
作成はClaudです。

投稿に「クエリ(キーワードの組み合わせ)」と書いておきながら、コンテキストが全く足りていませんでした。あちゃー。やらかしました。

私が想定していたのは「SEOの文脈でのクエリ」でした。でも「クエリ」という言葉はSEO以外でも使われます。

  • データベースやプログラミングでは「データを取り出す命令文」
  • 一般的には「問い・質問」

「何のために使うか」を書かなかった。これは私のミスですから、素直に謝りました。

でも、曲げなかったことがあります

誤解を招いた部分は謝りました。

でも、検索意図の読み解きは曲げませんでした。

相手の方は「検索意図だと花粉症ですね」とおっしゃいました。

でも、検索意図は名詞ではありません。

検索意図とは「〇〇したい」「〇〇を知りたい」「〇〇を買いたい」という、人の行動や欲求のことです。「花粉症」という名詞一語では検索意図を答えたことにならない。

これは私が8年Webライティングに携わり、SEOと向き合ってきた経験から確信していることです。だから曲げませんでした。曲げないというか、そこはわたしができる最適解を出したので、謝罪とは違うなと思うんですよ。

すれ違いでしたねっていうか。

相手の尺度と自分の尺度

振り返ると、この会話には最初からズレがありました。

  • 相手の尺度:なぞなぞに正解できるか
  • 私の尺度:検索意図を正しく読み解けるか

相手の尺度で戦っていたら、降参するしかない。でも私は自分の尺度を手放さなかった。

謝るべき部分は謝る。でも、経験に基づく自分の読み解きまで「間違いでした」とは思っていない。

謝罪と降参は、別物だなぁと気づいたんですよ。

体験談を書くのが怖い人へ

ここまで読んで「自分には関係ない話だな」と思った方もいるかもしれません。

でも、これは発信することへの怖さと同じ構造だと思っています。

自分の体験談や経験を書こうとすると、こんな声が頭をよぎりませんか?

  • 「こんな失敗談、需要があるの?」
  • 「専門家っぽくない」
  • 「批判されそう」

これ、全部見えない誰かの尺度を気にしている状態です。

でもその尺度って、誰のものでしょう?実在しない、想像上の批判者の尺度かもしれません。

自分の経験は、謝るべき理由にならない

私がSNSで曲げなかったのは、メンタルが強いからではありません。

自分の経験への信頼があったからです。

根拠のない自信ではなく、積み上げてきたものへの確信。だから揺るがなかった。

体験談を書くときも同じです。

自分が経験したこと、そこから感じたこと、学んだこと。それ自体が根拠です。誰かの尺度に合わせて薄める必要はありません。

「有益なこと」「役に立つこと」という相手の尺度に立つからこそ、「どうせ私なんて」という気もいtが生まれます。

でも、経験は事実です。事実に勝るものはありません。

「そんなこと言われてもできないよ」と思う気持ちも事実なので、無理に変えろとは言いません。しかし、自分の経験に基づく視点まで手放さなくていいんじゃないかって思うんです。

相手の尺度に合わせなくていいです。

欲を言えば、知りたかったわ!

難しいですよね、私も難しいです。だから、こんな風に失敗します。

この記事は実際にSNSで起きた出来事をもとに書いています。コンテキスト不足という自分のミスから、思いがけず大切なことに気づけた経験でした。

今回はきっといくつかの要因が重なった結果、思ってもいなかったところに到着しました。

欲を言えば、なぜ「花粉症」になるのか知りたかったです。

ってなるかーーーーーい!!!!!

そんなクエリで花粉症のこと調べる人いないわ。だから知りたかったですね、検索者の声。

まだまだ研究していかないと。そう思えた体験でした。

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